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ChatGPT最新モデル:ChatGPT 4o with Canvas を使ってみた

みなさんこんにちは。

ホームページを刷新していざ、ブログ投稿スタートというときにOpenAIから新しいモデルが登場したので触ってみました。第一発目の記事なのに少々、短くてコンパクトな記事になってますこと、ご了承ください。

ChatGPT 4o with Canvasとは

このモデルは、従来のチャットを超越してChatGPTと共同編集が可能となった機能です。その名の通り、ベースモデルはChatGPT 4oが利用されています。これまでは作成されたコンテンツに対して編集などができませんでしたが、以下の画像のイメージのように別ウィンドが起動し、追加でさらに指示を送れる他、直接編集できるようになりました。

また、右下にある機能をつかってコンテンツをさらに改善していくことができます。

どんなことができるのか

次のようなことが簡単にできるようになります。

  • 文章の編集: 文章をChatGPTに見てもらい、改善点を提案してもらうことができます。例えば、長すぎる文章を短くしたり、読みやすさを調整したりすることが簡単です。
  • コードの確認: プログラムのコードをChatGPTに見てもらい、間違いがないかや、もっと効率的にする方法を提案してもらうことができます。また、コードにコメントを追加して、他の人が理解しやすくする手助けも行います。

具体的な機能面でいくと、冒頭記載した通りで作成したコンテンツに対して右下の編集アイコンから以下の機能が提供されています。(書き込みショートカットというらしい。。)

  • 編集提案: ChatGPTが文章中の改善点を直接提案し、フィードバックを提供します。
  • 長さの調整: 文書を短くしたり長くしたりと、希望の長さに調整します。
  • 読みやすさレベルの変更: 読者に合わせて文章の難易度を調整します。
  • 最終仕上げ: 文法、明確さ、一貫性をチェックして、文章を洗練させます。
  • 絵文字の追加: 強調や彩りを加えるため、関連する絵文字を文章に追加します。

以下OpenAI公式サイトより引用

Introducing canvas

絵文字の追加をデモしてみる

個人的には、業務でも何かをまとめる際には絵文字はよく取り入れています。絵文字が入ることで強調や彩り、視覚的な分かりやすさの面などで効果を発揮すると思っています。

以下、弊社の「AIスマート製造ナビ」に関する製品説明ストーリーを作成した様子です。
これに絵文字を追加してみます。

これをNotionに貼り付けると絵文字付きの素晴らしいコンテンツが何もせずとも出来上がります。
Notionとの相性は抜群です。

コードのレビューを受けてみる

最近では開発することが多くなって普段からコードに触れています。

以下はサンプルのコードになりますが、Notion上に更新があったページを検出してMicrosoft 365のTeamsに通知するコードを作っています。これに、コードレビューをChatGPTに依頼してみましょう。

ちなみに、赤枠を見てみると先ほどのドキュメント(記事)を作成していたときとショートカットが変わっています。
そう、これはコード用に用意されたショートカットメニュになります。

ショートカットのメニューは以下のようなものがあります。開発者にとってはうれしい機能満載すぎてびっくりしますね。

  • コードレビュー: ChatGPT は、コードを改善するためのインライン提案を提供します。
  • ログの追加: コードのデバッグと理解に役立つ print ステートメントを挿入します。
  • コメントの追加:コードにコメントを追加して、理解しやすくします。
  • バグの修正: 問題のあるコードを検出して書き換え、エラーを解決します。
  • 言語変換: コードを JavaScript、TypeScript、Python、Java、C++、または PHP に翻訳します。

ここでは、試しにコードレビューを受けてみましょう。

改善すべき点をChatGPTが指摘してくれます。またその指摘を反映させることができます。
Github Copilotに近いですね。もちろん、コードを編集してもう一度レビューを受けることもできるので、素晴らしい機能がリリースされたなと感動しました。

言語変換を試してみる

では次に言語を変換する機能を使ってみます。以下のPHPで作られた簡易的なサンプルコードをJavaScriptに変換してみたいと思います。

多少の精度の問題はあるかもしれませんが、かなり助かりますね。今後はさらに対応コードも追加されるでしょう。また、世の中には、完璧なエンジニアなどはおらず、皆得意分野があります。どうしても現場によっては自分の得意分野のコードでは解決しないこともあるでしょう。そんな時に活用すれば、自分の得意コードと照らし合わせ、未経験あるいは不得意なコードでどのように記述するのか、イメージがつきやすいと思いました。

終わりに

弊社では、AIを活用したシステム開発をはじめ、Microsoft製品を使った技術支援や製造業向けのDX支援を得意とし、様々な企業様にご支援させていただいております。
まだ、起業して間もないですが、実務経験においては他社にも負けない技術力を誇れるよう、日々奮闘しておりますので、お困りごとがあればお問い合わせページより、ご連絡くださいませ。

神内 惇一郎 (Founder.)

神内 惇一郎 (Founder.)

Microsoft 365 / Azureを活用したクラウド導入やシステム開発による自動化で企業のDXを推進。その後当社を創業し、現在はAIや機械学習を使った製品開発や事業企画に注力しています。 新しい事を考えて企画することが得意で、挑戦することが自身の原動力です。

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